「サヨナラだけが人生だ」 手厚い送別会から、葬儀のすばらしさを考えてみる

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    花に嵐のたとえもあるさ サヨナラだけが人生だ

    こんにちは。1級葬祭ディレクター。素心(そしん)姫路店の玉川です。

    この世は出会い、そして別れです。

    往年の井伏鱒二も、川島雄三も、桂小金治も、寺山修司も、

    みーんな、サヨナラに魅せられた人たちです。はい、ドン!

     

     

     

    川島雄三監督。『貸間あり』名作です。

     

    サヨナラと言えば、GAO。はい、ドン!

     

     

    んー。U−35(35才以下)の人たちは知ってるかな?

    流行ったよねー小学生の頃。

    というか、マジ名曲です。

     

    さて。別れと言えば送別会です。

    そしてわたくし玉川は、

    送別会にこそ、葬儀の神髄を見てしまうのです。

     

    玉川、20代はとかくいろんなところに移り住みました。

    10年間で9度引っ越してます(マジです)。

    んで、ありがたいことに、何度か、

    それはそれは手厚い、壮大な、盛大な送別会をしていただいたことがあるのですね。

     

    玉川、2011年10月25日のmixi日記にこんなの書いてましたわ。

     

    「さようなら」は、別れの挨拶なのです 
    「バイバイ」「またね」にはない物哀しさ 
    別れる相手になぜ挨拶を言わねばならないのだろうか。別れたあとに生まれるものって、何もないのに…。 
    きっとこれまでのあなたと過ごした時間に、思い出に、感謝します敬意を評しますというのが「さようなら」なのではないだろうかな。 

     

    mixi。懐かしいっすね。やばいっすね。

     

    送別会はこの「さようなら」に込められた「感謝」「敬意」を形にしたものだと思うんですよ。

     

    「これまでありがとう!」

    「これからもがんばれよ!」

    「おいらもがんばるよ!」

     

    これは、送り出す相手のための会であり、同時に送り出す自分自身のための会でもあるんです。

     

    わたし、前の会社辞める時に超盛大に送り出してもらい、14日連続で呑んでたのですが(しかも全部相手のおごり)、

    あれって、送り出す側、つまり残される側のモチベーションにもつながるんですよ。

     

    たとえば、会社の社員が1人辞めていく。

    その時の送別会を盛大にしたならば

     

    「この会社は、辞めるものを手厚く送り出す組織なんだ」

     

    送り出す側はそう思うものです。

    こういう自覚はそこに残る者のモチベーションに大きく作用します。

    だって、そいつがいなくなっても、会社では明日からも同じような仕事をしなきゃ行けないんだもん。

    別れ行く者に冷たい会社だったら、

     

    「ああ、オレんときもきっとこうして冷たく送り出されるんだろうな」

     

    と、冷淡な気持ちになってしまう。

    そんな会社組織に、気持ちを込めることできますかね?

    だから、手厚い送り出しは、その人のためでもあり、同時に自分たちのためでもあるんです。

     

     

    だっっっっから、葬儀! マジ大事なんです!

     

     

    直葬とか、家族葬とか、いいんですが、(いや、よくねーよ、本音は)、

     

    もっと、盛大に送り出してあげたいんすよ!

     

    盛大にっつーのは、えー、金かけるとか、そうじゃなくて…

     

     

    とにかく人が集まるのが大事

     

     

    なのではと、マジ思う。

     

     

    あのね、送別会って、別に人が集まればどこでもできますやん。

    なんちゃらホテルの高級ラウンジでなくても

    そこらの居酒屋でも、会社の倉庫でも、

    人が集まって、なんやかな食べ物飲み物があれば、

    いや、食べ物飲み物がなくても、人が集まれば、

    できますやん、送別会!

     

    おんなじように、葬儀もそうだと思うんです、本質は。

     

     

    葬儀の本質は人が集まることです。

     

     

    親戚が故人を送りだすこと。

    親戚同士が結束を確認すること。

    参列者が故人を偲ぶこと、悼むこと。

    参列者が遺族を慰めること、勇気づけること。

    寺が故人を弔うこと。遺族を慰めること。

     

    …全部、人の集まりでなし得ることなんです。葬儀って。

     

    立派な祭壇とか、きれいな会館とか、

    なんか、そんなのなくたっても、葬儀はできるんです。

     

    送別会だったら、自然に餞別用意するし、プレゼント用意するし。

    それ、香典も、お供えも本質は同じだと思うんです。

     

    送別会も、葬儀も、別れの集まり。

    形式とかよりも、まずは気持ち。想い。

    マナーはずれててもいいですやん。気持ちが嬉しいし、そこがまずは大事ですやん。

     

    これまでのあなたとの時間に感謝。

    だから、あなたのこれからを心から祈ります。

     

    そういう、人が人に対して抱く根源的な想いがあふれる葬儀が、

    日本中に広まればいいと思う。

     

    密葬や家族葬という、参列者を制限する葬儀ではなく、

    もっと乱雑で、猥雑でも、その人と縁があった人たちが気軽に来れる葬儀、

    そういうものを容認できちゃう社会って、来ないのかな。

     

    この業界に生きると決めた人間として、心から、そう願う。

     

     

    …と、送別会から葬儀について考えてみました。

     

     

    別れは辛くさみしいんだなー。

    送られるのもさみしいが、送り出すのも、さみしいんだなー。

     

    文責・玉川将人

     

     

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